女性の薄毛の原因の1つ、ホルモンバランスの乱れ。女性にとってホルモンバランスは髪にとっても、身体にもとても重要なことです。
そのため、ホルモンバランスを乱さないように、女性ホルモンの分泌が減ってしまう原因をなくし、分泌を促してあげなければいけません。
そこでこの記事では、女性ホルモンを増やす方法についてまとめてみました。
1.女性ホルモンを増やす方法6選
この記事では女性ホルモンが髪にどう影響してくるのかに関しては解説しません。気になる方はぜひ違う記事を読んでみてください。
それでは、女性ホルモンを増やす方法について紹介していきます。
1-1.睡眠をしっかりとる
ホルモン分泌は主に寝ている間に行われるためです。できる限り睡眠時間を確保することでホルモンの分泌は長く行われますから、当然女性ホルモンは増えやすくなります。
さらに、睡眠時間をとることによってストレスも感じずらくなり、自律神経も整いやすくなりますので、ホルモンの減少は抑えられます。髪にもとても良い影響を与え、髪が健康的に育ち、細い髪が太くなったり、抜け毛も減らすことにつながります。
1-2.恋をする
これは聞いたことがあると思いますが、”恋をする”ことによってホルモンの分泌は活発になります。
恋をすることによって、「エストロゲン」の分泌が活発になります。「エストロゲン」は髪を成長させるように指令を送る女性ホルモンの一種です。髪にとって必要不可欠な物質のひとつでもあります。
また副交感神経も優位になり、幸せを感じやすくなったりします。それによって、ストレスの緩和、感じずらくなります。女性ホルモンも減りづらくなり、髪にも肌にもとても良い効果を与えてくれるのです。
すぐにやることもなかなか難しいですが、できるだけドキドキするようなシチュエーションの場面にいるようにすることで、ホルモンを増やすことができます。なにかそういった機会があれば、積極的にいくようにしましょう!
1-3.骨盤周りのストレッチ
骨盤周りは卵巣がありこの血流を良くすることによって、卵巣を活発に働せることができます。その結果女性ホルモンの分泌も増え、ホルモンバランスが整いやすくなります。
さらに骨盤辺りの神経や血管は内臓につながっていて、内臓機能もしっかり働いてくれるようになります。
またこのような適度な運動をすることによりストレス解消にもつながります。ストレスがなくなれば女性ホルモンの減少は防げますので、習慣づけるようにしましょう。
1-4.体を温める
体を冷やしてしまうことは女性ホルモンの減少を招いてしまいます。女性ホルモンの分泌を促すためには血行が良くなくてはいけません。そのため、血行をいかに悪くしないかが重要でもあるのです。そこで冷やさないように、体をしっかり温めるようにしましょう。
お風呂にはできる限り長くつかること。さらにエアコンが効き過ぎて寒く感じるようであれば、ひざ掛けやなにかを羽織るようにしたりするようにしましょう。そして飲み物は冷たいものではなく、温かいものを飲むようにすることです。
とにかく体を冷やさないように意識して生活していくことが大切です。
スポンサーリンク1-5.食事
1-5-1.ビタミンE
ビタミンEにはさまざまなこうかがあります。主な効果は
- 血行促進
- 抗酸化作用
ビタミンEは悪玉コレステロールを減らす働きがあるため、血液がキレイになります。そうなれば、血行促進につながり、ホルモンを作る卵巣が活発に働けるようになります。
さらに抗酸化作用によって老化を防ぐことができます。抗酸化作用とは身体の活性酵素を減らす作用のことをいいますが、この活性酵素が老化の原因になります。
老化はどうしても進んでしまうものですが、当然若い状態を保つことができれば身体にとって良い効果をもたらしてくれます。卵巣も老化によって、ホルモンの分泌量が減ってしまいます。そして肌のターンオーバーも悪くなってしまうため、肌がくすみやすくなったり、シミなどの原因にもなります。
もちろん頭皮も肌なので老化が進んでしまうと、それだけ髪が成長しづらくなってしまい、薄毛になってしまいます。
ビタミンEは内臓系にも多く分布していて、その働きを助けています。そのためホルモンの分泌にもかなり関係しているといわれています。ビタミンEを多く含んでいる食品は
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モロヘイヤ
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かぼちゃ
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アボカド
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アーモンド
- 魚卵(いくらや明太子など)
これらを多めにとるように、日常生活でも意識的に摂るようにしましょう。
1-5-2.コレステロール
コレステロールはなんとなく、身体に悪そうなイメージがありますが、悪玉であっても善玉であっても身体にとって必要なものです。もちろん摂りすぎは問題ですが、適度に摂取しなければいけないのです。
そしてコレステロールは女性ホルモンを分泌するための材料になります。コレステロールがある程度摂取されないと、女性ホルモンが分泌されないと思ってください。
そこでコレステロールを摂るために良い食材は”たまご”です。卵はコレステロール値をあげるイメージがあると思いますが、1日に2個摂っていてもコレステロール値には影響しません。そしてなんといってもアミノ酸などの栄養素も豊富です。
コレステロールを摂ることで女性ホルモンの分泌を助け、さらに髪に必要なアミノ酸を摂れるので1日に1~2個はたまごを食べるようにしましょう。
1-5-3.大豆製品
大豆を摂ることでエストロゲンに似た成分を摂ることができます。
良く聞いたことがあると思いますがここで働くのは”大豆イソフラボン”です。大豆イソフラボンは女性ホルモンを増やす働きをするわけではありませんので気を付けてください。あくまで似たような働きをする成分です。
似たような働きをすると言ってもほとんどエストロゲンと同じ働きをしますので、足りない分を補ったりすることは可能です。足りてない、増やしたいという人はエストロゲンの代わりに大豆を摂ってイソフラボンで補うこともおススメです。
1-5-4.ハーブティー
ハーブティーはリラックス効果があるためストレスの減らし、さらに温かいものを飲むことで体を温めることができます。
- ローズ
- カモミール
- セージ
少しお金はかかってしまいますが、簡単に続けることができるのでおススメです。
1-6.サプリメントの摂取
最後はサプリメントを摂ることによって女性ホルモンを増やす方法です。
サプリメントを摂りつつ、普段の生活でも増やす、減らさないようにするのが一番いい方法だと思います。サプリメントの種類は
- ビタミンB6
- ビタミンE
- プラセンタ
- 大豆イソフラボン
他にも何種類かありますが、有名なものだけをあげてみました。この中で最も効果があると言われているのはプラセンタです。
プラセンタはホルモンバランスを正常に整える働きがあります。哺乳類の胎盤から抽出した成分ですが、女性のみならず男性にも効き、さらに疲労回復効果もある、とても優秀なサプリメントなのです。
【まとめ】
女性ホルモンを増やす方法についてまとめてみました。
増やすためにもっと重要なことは減らさないことです。一番のおススメはサプリを摂りつつ、他の事にも取り組み、いかに減らさないように生活するかです。ゆっくり取り組んでいくようにしましょう。
ぜひ他の記事も参考に、ケアに役立てていってください!