血行不良は薄毛を招く原因としてかなり有名です。
ストレス、栄養バランスの乱れ、不規則な生活などから血行不良は起こります。このようにさまざまな原因から血行不良が起こるということは、血行不良は誰にでも起こる可能性があるということです。
そこでこの記事では血行不良になっているかどうかはどう判断すればいいのか、さらに薄毛につながる仕組みから改善方法までまとめました。
1.血行不良かどうかをチェック
まずは自分が血行不良なのかどうかをチェックしてみましょう。 血行不良が起こっている人に起こる症状は、
- 低体温、冷え性
- 寝つきが悪い
- 汗をかきづらい
- クマができやすい
- ストレスを感じやすい
- 疲れやすい
- 肩こり
- むくみやすい
- 頭皮が硬い
以上にあげたもので3つ以上当てはまるものがあれば、血行不良である可能性は十分高いです。
スポンサーリンク2.血行不良が薄毛につながる仕組み
髪の毛は頭皮から血液によって運ばれてきた栄養素によって成長することができます。血行不良になってしまうと、それだけ頭皮を通る血液の量が減ってしまうため、うけとる栄養の量も減ってしまいます。
そのため、長い期間血行不良になってしまうと、髪の栄養不足になってしまいヘアサイクルの乱れてしまい、髪が太く育つことができなくなってしまいます。髪が細くなり、毛根も弱ってしまうため抜け毛の増加につながってしまうのです。
頭皮は身体でも一番高い位置にあるため、ただでさえ血液が届きづらくなっています。さらに当然血液は髪だけに必要なものではなく、身体の健康維持に働いています。そして髪は生きていくために必要な器官ではありません。
そのため血行不良によって少なからず身体には影響がでているため、髪は栄養をうけとるのが後回しにされてしまいます。
血行不良ははっきりコレ!といった仕組みで薄毛になるのかはわかっていません。さまざまな要因で薄毛につながってしまうのです。ですが、血行を良くしてあげることで、髪が生えるということだけはわかっています。
2-1.頭皮だけでは効果が弱い
では、頭皮だけ血行を促進すればいいのかというと必ずしもそうとは限りません。頭皮を通る血液は全身を巡ってきていますので、体のどこかが血行不良であればそこから血液の巡りは悪くなってしまい結局頭皮に十分に血液が回らなくなってしまいます。
もちろん、頭皮のみが血行不良である場合もあります。頭皮だけが硬く、肩こりなどそれ以外の血行不良はないという場合は、頭皮の血行を良くすることによって薄毛になりづらくなります。
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3.血行不良になる原因
3-1.ストレス
ストレスは自律神経を乱してしまい、血管の収縮がうまくいかなくなり血行不良を招いてしまいます。また、ストレスを強く感じすぎてしまうと不眠になってしまったり、エネルギー代謝がうまくいかなくなってしまうこともあります。
ストレスは髪にとって良いことは何一つありません。
3-2.食生活の乱れ
次は食生活、主に脂質、糖質の摂りすぎです。
脂質、糖質を摂りすぎてしまうと血液の状態が悪くなってしまいます。血液がドロドロになってしまうと血管を通る際に時間がかかってしまいます。そうなると血行不良になってしまいます。
3-3.不規則な生活
睡眠不足や不規則な生活も血行不良を招いてしまいます。
どちらも自律神経を乱しやすく、ストレスを感じやすくなったり、血管の収縮がうまくいかなくなってしまいます。また、体温調整もうまくいかなくなってしまい冷え性になりやすくなってしまったりもします。
4.血行改善
4-1.運動の習慣をつけてストレス解消
まずは運動の習慣をつけることでストレス解消と血行不良を改善しましょう。
運動でおススメなのは有酸素運動です。これは、血行も良くなりやすく、ストレス解消にも非常に良く働きます。もちろん、その他の運動でもストレス解消ができればやらないよりは断然良いので、習慣づけるようにしましょう。
4-2.食事で血行促進
まず、必ずバランスのとれた食事をするようにしましょう。栄養に偏りがあると髪に必要な栄養が足りなくなってしまったり、血行不良を招いてしまうことにもなります。バランス良く三食、できる限り毎日時間を合わせてとるようにしましょう。
食事で血行を促進するには以下のようなことに気を付けましょう。
- 温かいものを食べる
- 体を温める作用のある食材を食べる
- インスタント食品やコンビニ弁当は食べない
- 脂質、糖質の摂りすぎに注意する
体を温める作用がある食材は
- かぶ
- 人参
- しょうが
- 唐辛子
- にんにく
- 玉ねぎ
これらが有名です。それぞれ違う働きをするものもあり、食べ合わせもおススメです。特に「かぶ、人参」と「にんにく、玉ねぎ」の組み合わせです。前者は栄養素によって血行を促進し、後者は血管を広げることによって血行を促進します。
このように効果的な食べ合わせを取り入れたり、体を冷やさない食べ物をできる限り避けていくようにしましょう。
4-3.規則正しい生活
規則正しい生活というのは、睡眠時間を合わせるだけでなく、食事の時間、運動の時間を合わすようにすることです。そうすることにより身体が慣れていき、血液の流れを早くしたり、遅くしたりといった機能がうまく働くようになるのです。
さらにエネルギー代謝も良くなり、必要最低限の栄養でもキチンと髪に栄養が渡るようにもなります。髪にとっても、身体にとっても非常に良いことです。
まずは起床、就寝、食事の時間を合わせるように意識して生活していきましょう。また睡眠不足だという方は、自分に必要な睡眠時間は何時間なのか、その時間を必ず確保できるようにしましょう。
4-4.お風呂にゆっくりつかる
シャワーだけの人も意外と多いと思いますが、湯船につかってあげるようにしましょう。入ってるだけで、なにもしなくても血行が良くなるため、簡単に続けることができます。またリラックス効果もあるため、ストレス解消にもつながります。
お風呂は熱すぎない温度、38~41度で10分以上はつかるようにしましょう。
4-5.マッサージ、ストレッチ
前述した通り、頭皮だけの血行を良くすることだけでは不十分なことが多いです。頭皮の血行をよくするために頭皮マッサージをやるかとは思いますが、肩こりはありませんか?
肩こりは肩付近の血行不良ですが、肩だけでなくそこから先の血液の量も減ってしまいます。肩こりがあるという人はマッサージを定期的に受けにいったり、肩こりをやわらげるためにストレッチの習慣をつけるようにしましょう。
【まとめ】
血行不良が薄毛を招いてしまう理由から、改善方法についてまとめました。
どれも、なかなかない習慣であったりと改善していくことは難しいですが、食事に関しては特に簡単ではないでしょうか。ぜひ出来ることからすぐに始めていきましょう。
ぜひ他の記事も参考にして、ケアに役立てていってください!